【注意!】新婚旅行が危うく中止になるところだったヒンヤリする話【パスポートの苗字変更】

こんばんは。だーくねすです。

今日は新婚旅行の話題です。

 

私と夫の新婚旅行はイギリスでした。

2017年5月撮影。この日のロンドン市内は珍しく晴れでした。

ロンドン、マンチェスター、バース、ケンブリッジの4都市を観光し、一生の思い出に残る素敵な時間を過ごしました。

サッカー観戦もしました。マンチェスター・ユナイテッドファンの夫は大喜び。

実はこの新婚旅行…危うく中止になるところだったのです。

非は私にあります。←

 

私と同じような失敗をする人はそうそういないと思いますが、航空券予約時のトラブル(入力ミスなど)が多いそうなので、注意のため記事にすることにしました。

【なにィーーーッ!?お名前.comッッ!?!?】

◆カップル旅行の予定が新婚旅行に!

この話を説明するには、1つ1つ順序を追わなくてはなりません。

 

入籍する8ヶ月前ー2016年4月、私と夫はカップルでアメリカのLAを訪れました。


当時サンフランシスコ近郊に住んでいた夫の親友(高校の同級生/台湾人)とその彼女さん(台湾人/当時はLA近郊在住/現在は破局orz)に車のドライバーをお願いして、

ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどの人気スポット、さらにサンフランシスコ観光も楽しみ、アルカトラズ島なんかを含めてあっちこっち回りました。

帰国してから、夫と「来年も一緒に欧米へ行こうね♪」という話になり、約束通り同年10月にロンドン行きの格安航空券を予約しました。

予定は2017年のGWで、そのお値段はなんと上海経由で1人往復6万円!中国大手の中国東○航空(あまり伏字になってないw)でお得にロンドンを訪問します。

ロンドン・アイから撮影

夫(大学時代のバイトは塾講師)の教え子さん(男性)がロンドンに留学していて、私たちが滞在中は彼が色々お世話してくれるとのことでした。

「それは都合がいい!彼の家にいらない物を預けて荷物を減らせば、ロンドンから遠く離れた都市にも泊まりに行けちゃうね!」と、

半年後を楽しみにしていました。

 

本来であれば、カップル旅行のつもりだったのです…が!

2016年12月に夫とスピード結婚したので新婚旅行となってしまいました!!

 

私は「自分の新婚旅行がまさかイギリスになるなんて!!ロマンチック!!」と有頂天にww

 

このあと、自分のせいで中止の危機に陥るとも知らずに…

◆結婚後、夫の姓に変更→パスポートの姓も変更して大変なことに…

日本では婚姻すると夫婦同姓が法律で定められていますが、国際結婚では例外的に夫婦別姓が認められています。

『夫婦別姓』が熱い時代になったとはいえ、結婚して旦那さんの苗字になるのはまだまだ日本人女子の強い憧れ。私もそうでした。

苗字が変わると面倒な手続きが待っているし、外国姓になると尚更不便だと理解していながらも、台湾人の夫の苗字を名乗ることにしたのです。

入籍して半年以内に婚姻届とは別に『外国人との婚姻による氏の変更届』を提出をすれば、外国人配偶者の苗字を名乗ることができます。※こちらの記事の結婚編・A9を参照

 

苗字が変わるとあれもこれも変更しなくてはなりません。その1つがパスポート。

想定外の入籍となったので、ロンドン行き航空券は旧姓で予約していました。この場合、パスポートは旧姓のまま使用してOKなのです。

航空券の名前とパスポートの名前が一致していて、尚且つパスポートの期限内であれば、そのままで大丈夫なんです。すぐ変更しなくてもお金と時間に余裕が出来てからいつでも変更可能だったのに、

 

私は「イギリスの入国スタンプは新しいパスポートに押して欲しい!」「航空会社はきっと、航空券の名前変更にはすんなり応じてくれるはず!」と余計なことを考えてしまったので、

新しい苗字でパスポートを作り直してしまったのです。

 

自分でいうのもアレだけど、バカですね!!!

大バカです!!!!!

 

なんという愚行。

神様、当時の私を思い切りぶん殴って下さい。

このあと、色々な人に迷惑を掛ける運命なのですから←

 

以前、事情があってパスポート番号が変わったことがあったのですが、その時はタ○ガーエアもチャ○ナエアラインも対応してくれたし、名前変更も大丈夫だろう!と、謎の自信がありました。

 

こうやってのんきに考えていたせいで、中国東○航空に直接電話したのは…なんと!

イギリス新婚旅行の1週間前、4月末でした。

その時、私は「なんとかなるだろう」という軽い気持ちで電話をしました。

 

私「すみません、結婚してパスポートが新しくなったので、航空券の名前を変更したいのですが…」

東○航空日本支社スタッフ「はい、新しい名前は?」

私「○○と申します。アルファベットは△△△△△です」

スタッフ「申し訳ございません。アルファベットが3文字以上になる場合は名前を変更できません」

 

私「えっ!?!?」

要するに苗字のアルファベット表記が2文字以内であれば変更可能とのこと。

私の苗字(夫の姓)は3文字以上だ…な、なぜ2文字まで?どうしても無理なの…?

 

私「ど、どうすればいいんですか?」

スタッフ「こちらではこれ以上の権限がないので…中国本社へ連絡していただけますか?電話番号は…」

 

私は冷や冷やしながら指定された番号に掛けて、中国の本社へ問い合わせてみました。

 

東○航空本社スタッフ「もしもし」

電話に出たのは、男性。中華訛りがある日本語対応スタッフ。

 

私「かくかくしかじか…なんですが、名前の変更はできますか?」

スタッフ「申し訳ございません。変更できないです…」

 

なにィーーーーーーーッ!?(ジ○ジョ風

 

冷や汗が噴き出しました。

 

私「そ、それってつまり、飛行機に搭乗できないということですか?」

スタッフ「うーん…。航空券を買い直すのが一番手っ取り早いですかね。」

私「ち、ちなみに買い直すとおいくらですか?」

スタッフ「えーっと調べてみますね。少々お待ち下さい。」

 

保留音が虚しく鳴り響きます。す、既に航空券代払ってるし、ちょっとは安く買えるのかな?航空会社側も色々考えてくれるよね!?

ところがGW直前だったので、そう甘くはいきませんでした。

 

スタッフ「お待たせしました。安い航空券でもお1人様30万円以上しますね」

私「さ、さ、さ、30万!?!?!?!?!?!?!?

 

ぎゃああああああああああああああああ

日本人の平均月収並みの金額をポンと出せるわけがありません!

 

私は震える声で「な、何か方法はありますか?」と聞きました。

すると、スタッフは「それでは、古いパスポートと新しいパスポートの両方を持参して、空港へ行って下さい。」と答えました。

 

私「それで飛行機に乗せてもらえるんですか?」

スタッフ「うーん、空港職員次第ですね。必ずしも搭乗させてもらえるとは限りません

私「そ、そうですか。ありがとうございました。」

 

電話を切るしかない。もう仕方無い。

彼は会社組織の下っ端。下っ端というか末端。そもそも電話のオペレーターは別の会社に任せているかもしれません。

そんな人に大きな権限は無いし、彼に文句を言っても仕方が無いと思い、私は大人しく電話を切りました。

 

◆どこに問い合わせても解決ならず…

私は悩みました。

新旧両方のパスポートを持っていけと言われたけど、穴が空けられて何の効力もなくなった古いパスポートが使えるものだろうか?

…そんなわけあるかい!

海外の緩い空港なら別として、規則がっちがっち雁字搦め状態日本の空港だと確実に搭乗拒否されるだろう。と思いつつ、念のため外務省に問い合わせてみました。

外務省の職員に詳しく事情を話して、古いパスポートを持っていけば飛行機に乗せてもらえるのか確かめてみました。

 

答えはもちろん「古いパスポートを持っていてもなんの意味もありません。新しく航空券を買い直すしか無いと思います」とのこと。

ですよねー。

ただ、「入国に関しては入管に質問したら何か分かるかもしれません」とアドバイスされたので、今度は入管に問い合わせてみました。

 

…が、

「こ、航空会社に問い合わせてみて下さい。」という女性入管職員さんの可愛らしい声が心にグサリと突き刺さりました。

 

たらいまわしにされてしまった。もうどうにもならない。

でも、元はといえば私が悪いのだから仕方ない。私が余計なことをしなければこんな目には遭わなかった。

結局、夫に全てを話すことにしました。

◆救世主現る!!

夫は、自分の両親に電話を掛けて相談してくれました。私はもう意気消沈…。

事情を話し、新しい航空券を手に入れるためには1人30万円も掛かると話すと、電話口から「太貴了(高過ぎる)~」と夫ママの声が漏れました。

 

夫も「どうしよう、どうしよう。新婚旅行は1週間切っている!」とオドオドていると、夫パパが電話を替わりました。

 

夫パパ「私に任せなさい。一番安い航空券を探して、お前たちを新婚旅行に行かせてやる。心配するな。一生に一度の思い出になるんだ。父さんと母さんがなんとかしてやる」

 

パ、パパ…ママ…

 

なんていい義両親なんだろう。アホな義理の娘が面倒事を起こしたのに助けてくれるなんて…。感謝してもし尽くせません。

 

ですが、ここから夫パパが中国東○航空をけちょんけちょんにディスり始めました。

 

夫パパ「それにしても中国東○航空と来たら本当に使えない航空会社だな!名前も変更できないなんて!

俺は仕事の関係で何度も海外出張してるけど、こんなに融通利かない航空会社は見たことないし、それに俺が改名(※1)した時は古いパスポートを持っていけばなんとかなった。

東○航空はホンットにクソ!この野雞航空(イェージーハンコン※2)めッ!」

 

(※1)日本だと簡単ではない名前の変更は、台湾だと容易に可能。「占い師に勧められて~」とか「私は自分の名前好きじゃないから~」という理由で改名しちゃう台湾人は結構存在している。

(※2)野雞航空→ざっくり翻訳すると「クソ航空会社」。『野雞』で「闇の~」という意味があり、非常に程度の低い人や物、組織に対して用いられる。売春婦を指すこともある。(例:野雞大学→Fラン大学など)

 

正直、私も「なんなんだこの航空会社…融通利かないなぁ…」と1mmも思わなかったといえば嘘になるけど、一番悪いの私。東○航空を恨む気はありません。

 

そして、数時間後義両親から再び着信。

夫パパ「いい航空券が見付かったぞ!韓国のア○アナ航空だ!1人25万だけど、ここが一番安い!!俺と母さんが金を出してやるから行って来い!」

夫ママ「だーくねすはもう私の娘なんだから何も気にしないで!!2人とも、新婚旅行楽しんできてね。」

 

あああああああ…なんという救世主様…。

パパ、ママ、本当にありがとう。

こうして私たちは、中国東○航空の航空券をキャンセルして、ア○アナ航空で買い直し、ソウルを経由して無事にロンドンまで新婚旅行することができたのでした。めでたしめでたし。

◆あなたも他人事ではない!?航空会社とのトラブル

今回の事件(?)は私が原因で夫や義両親に大迷惑を掛けてしまいました。反省しています。

 

東○航空の利用規約にしっかり目を通していればこんな事態にはならなかったのです。

まず、航空券を購入した時点で「中国東○航空の規約に完全に従いますよ」という契約を交わしたも当然だと思います。

というか、それは航空券だけではなく、売買契約全般に言えることですよね。「契約相手に騙された!」ではなく、完全に私の落ち度です。ルールを確認しなかったのですから。

 

あと、「俺、結婚しても苗字変わらないし…」と思ってる、男性の皆さん。

名前のスペルミスをやらかして、空港で泣くハメになる旅行者もいるので他人事ではないですよ。

 

搭乗手続きにおいて重要視されているのは名前です。意外とパスポート番号はさほど重要ではないそうです。とにかく名前です。

航空券の名前とパスポートの名前が一致しないと、原則搭乗拒否されてしまうのです。

万が一、航空券の名前を変更したい場合、無料で変えてくれる航空会社もありますが、有料が多いそうです。本当に会社によってバラバラ。

傾向としては意外と大手ほど厳しく、LCCほど緩いそうです。

中国東○航空のように、一切応じてくれない航空会社もありますので、しっかり調べて下さい。

 

航空券とパスポートそれぞれの名前が一致していなくても、運が良ければ空港職員の気分によっては大目に見てもらえるケースもあります。

ただし、絶対に飛行機に乗せてもらえるという確証は無いのです。それがルール違反だということはしっかりと頭に入れておいて下さい、

大失敗した私が偉そうに言える立場ではありませんが、「あの人は大丈夫だったから、私も大丈夫だろう」「この前は大丈夫だったから、今回も問題無く搭乗できるだろう」という甘い考え方はやめた方がいいです。

◆中国の空港が抱える事情

全ての問題は私にあるので、中国東○航空を責めるつもりはありませんが、これから旅行する予定の皆様に1つ注意していただきたいことがあります。

それは中国の国際空港の遅延率の高さです。

 

去年、この一連の流れをツイート化して、Twitterに投稿したところ中国人のフォロワーさんからこんなリプが送られてきました。

「中国東○航空はクソ!この前、僕の友達が欧米行くのに利用したら、大幅に遅延して乗継便に乗れなかった!!

なのに返金も振替も無し!何も対応してくれなかった!本当に野鸡(※簡体字)航空だよ!使わなくてよかったね!!」

な、なるほど。後々調べてみたら、この航空会社は中国人からの評判もあまり良くなかったみたいです。

 

ですが、これは中国東○航空だけの問題ではなく、中国の国際空港はどこもかしこも非常に定時運航率が低く、遅延が頻繁に発生するのです。

ちなみに、私の友人は北京首都国際空港で24時間も遅延してしまったそうですが、それには中国特有の事情があるのです。

 

中国領空は軍が8割を管理しているため、民間機が使用できるスペースは2割しかありません。

それに加えて現在は、LCCが発展して世界中の旅客機の行き来が盛んになっている時代なので中国上空は常に混雑状態。

そのため、どうしても遅延してしまうのです。

決して中国人がだらしないわけではないのです。こればかりは仕方ないのです。

 

よく、安い航空券を検索したら、一番上に中国国○航空や中国東○航空などの中国大手航空会社がヒットしませんか?特に欧米に渡航するとなると、破格の値段で飛行機に乗れるのはとっても魅力的です。

中国を経由してでも使いたくなっちゃいますね。

 

しかしながら、先ほど述べた理由から乗継便としてはオススメできません。もし、利用されるなら乗継時間はかなり余裕を持っておくべきです。遅延による乗り遅れでも、何も補償してもらえない可能性があります。空港職員次第です。

といっても、大手フルサービスキャリアなので、中国へ旅行するための利用であればほぼ問題無いでしょう。別に、乗継するわけじゃないから時間が遅れてもビクビク心配しないですよね。

中国大手航空会社は遅延はしても、ちゃんと安全に運航しているし、窮屈なLCCよりは快適なフライトを楽しめますよ。

 

結局、中国東○航空での空の旅にはならず、義両親を頼る形となってア○アナ航空利用となりましたが、

おかげでスムーズに乗り換えができたし、何よりスターアライアンスのステータスが上級会員へと昇格したので、悪戦苦闘したけど悪いことばかりじゃなかったから「これでよかったのかな?」と考えていますw

◆まとめ

一時はどうなるかと冷や冷やしました。寿命が縮こまりましたね。

基本的に、航空券の名前は変更できないものと考えておいた方がいいですね。

島国に住む日本人にとって、海外旅行は一大行事ですから、大切な旅の予定を潰さないためにも、本当に本当にスペルミスや漢字の間違い、姓と名を逆にしてしまった!…という入力ミスには十分気を付けて下さい…。

 

私は、義両親が手助けしてくれたので幸運でしたが、直前のチケット買い直しは高額過ぎて、普通は手を出せるものではありません。

 

何ヶ月も前から計画して、準備して、まだかなーまだかなーと楽しみにしていたのに、直前でおじゃんになってしまったら…悲し過ぎますよね。

 

この経験が誰かのお役に立てれば幸いです。

どうか、悲しい理由で旅行キャンセルになる方が少しでも減りますように…心からお祈りしています。

 

包茎は自分で治せます。