【空港レポ】北朝鮮の空港を利用してみた【平壌国際空港】

こんにちは。
空港大好きだーくねすです。

旅行好きな私は飛行機にお世話になる頻度が、同年代の子に比べて多い方だと思います。空港に到着すると「これから旅が始まるんだァァァァァァ!」と謎のスイッチが入り、いつも気持ちが昂ってしまいますw

 

そんな”空港大好き人間”な私が、念願だった平壌国際空港を現地指導利用してしまいました!

せっかくなのでご紹介したいと思います。

 

本題に入る前に、まずは予備知識として概要をまとめました。(既に知っている方は飛ばしちゃって下さい)

概要

平壌国際空港は、北朝鮮の首都・平壌市北部郊外の順安(スナン)という地域に位置する国際空港です。いわば『北朝鮮の空の玄関』となる同国最大の空港です。

別名:順安空港

IATA:FNJ(空港に割り振られた3桁のコード。例:羽田空港→HND、成田空港→NRTなど)

所在地:平壌市

就航航空会社:高麗航空(北朝鮮)・中国国際航空(中国)

就航路線:北朝鮮国内数都市、中国、ロシア(ちゃんと国際線も飛んでるよ!)

 

※空港の外観はこちらからご覧になれます(WiKiに飛びます)。今回は撮影できませんでした。残念orz

 

北朝鮮の空港って私たち日本人にはあまりピンときませんよね。

何も知らないと、

「ヤバそう」「てか、あんなとこに空港なんてあったの?」「どうせ廃墟みたいなターミナルだろ」「飛行機じゃなくてミサイルがいっぱい飛んでそう」

と誤解されがち…..。

 

しかーし、北朝鮮にある平壌国際空港だって外国からのお客さんをお迎えする場所なので、それなりの空港なんですよ!

 

高麗航空で平壌訪問予定もしくは検討中の方は、ぜひ参考にして下さい。

 

では、さっそく詳細レポに移りましょう。

平壌国際空港レポート

2018年9月8日。搭乗便は19:00発の高麗航空JS222便(臨時便)。中国の北京首都国際空港から1時間40分の空の旅を終えて、平壌国際空港に着陸しました。

これで2度目の訪朝になるんですけど、飛行機での入国は初めてだったんです。人生初の平壌国際空港。どうなってるのかな、ワクワク!なテンションで機内の窓から外を覗き込みました。

画像だと暗くて分かりにくいですが、思いのほか平凡な空港です。

首都にある空港にしてはしょぼ…いえ、コンパクトサイズではあるものの、敷地が広大で、わりと近代的で立派な建築のターミナルではないでしょうか。

 

「ここが国際線ターミナルかっ!!感動っ!!」とこみ上げる感情を抑えつつ、飛行機から降りますw

機体とターミナルビルを繋ぐ搭乗橋(ボーディング・ブリッジ)から撮影してみました。

どうですか?想像よりは普通だと思います。少なくとも廃墟ではないですよね?

滑走路では数人のスタッフがせっせと仕事をしていました。どの空港にもありふれた光景が広がっています。

 

でも、ここは北朝鮮!そうそう来られる空港ではないので、ターミナルに入ったらすぐに撮影会状態w

時刻は夜9時頃。空港の明かりが滑走路と飛行機を照らしていてとても綺麗でした。背景が暗闇なので尚更美しさが引き立ちます。いい写真が撮れますね。

ツアーメンバーさんからお聞きしたんですけど、高麗空港国際線は基本的に明るい時間帯しか運航していないので、こうして外国人観光客が夜に平壌国際空港を利用するのはかなり珍しいそうです。

まさか、レアな経験だったとは!やったね!

 

今回は訳あって、元々搭乗予定だった昼間の定期便に乗れなくて、急遽19:00発の臨時便に変更となってしまったんです。だから、たまたま夜の到着となったんですよ。バタバタして大変だったけど、結果オーライですね!ラッキー!

 

といわけで、レア度★★★★★星5つであろう真っ暗な平壌国際空港にて、仲良し先軍女子5人で記念撮影。

この日は早朝集合のハードスケジュールだったので皆さんお疲れモードでしたが、平壌に着くと少し元気を取り戻したような気がしましたwなんせ革命の首都だもんね!当たり前だよね!!←

 

それにしても、本当に意外とふつ~~~の空港なんですね。一見すると北朝鮮国内の空港だなんて思えないです。

私の搭乗便の他に滑走路に3機ほど、航空機が並んでいました。

別に私は航空機マニアではないのでその辺の知識には疎いのですが、高麗航空は旧ソ連製の古い機材を使用しているそうですね。そのため、日本では見ない、ちょっと変わった形の飛行機もあって面白かったです。

 

ちなみに、滑走路は写真撮影OKらしいです。

時間は無いけど、一通り写真を撮ってから入国審査へ向かいますw

 

ゲートから入国審査へと続く長い通路。壁には、北朝鮮国内の観光地と思しき景色の写真パネルがいくつか飾られていました。

こうして見ると、思ったより清潔感がある空港ですね。(←失礼)

周りからちらほら「あれ?噂よりもいい空港だな」「数年前と違って綺麗になってる!(訪朝経験者)」という声が聞こえたので、ここ数年の間に改装でもしたのかな?

…..と思って、さっきネットでちょちょいと調べてみたら本当にリニューアルしてたんですね。2015年だから最近です。どうりで綺麗なわけだ。

 

そして、もっと先へ進むと案内看板が現れました。

朝鮮語と英語の2ヶ国語表記です。「少ない」と感じるかもしれませんが、北朝鮮は日本のように多様な国籍の外国人が何百万人何千万人と訪れる国ではないので、これだけで十分だと思います。

 

このあとは、海外旅行で最初の難関となる入国審査です。

 

「まぁ利用者が少ないだろうから、どうせ他国の空港と違ってすぐ終わるだろうなぁ…」と思ったら、予想以上に混雑していました。レーンの数はあの規模の空港なら丁度良いんだろうけど、ちまちま審査するから列があんまり進まないんですw

それに臨時便だったとはいえ満席だったので、一斉に降りてきた乗客がレーンに並ぶと時間は掛かりますね。

 

それでも、過去に1時間以上待たされたロサンゼルス国際空港や上海浦東空港よりは大分マシです。20分ほどで自分の番が回ってきました。

 

にこやかで愛想の良い、軍人さんスタイルの男性入国審査官が軽く挨拶をして、私のパスポートと北朝鮮観光ビザを確認します。すると、「アンタ日本人なのにどうして中国人みたいな苗字なの?」と不思議そうにツッコミを入れられてしまいましたw

 

私は結婚してから台湾人夫の姓に変えたので、日本人でありながら中華風な苗字なんですww

事情を知らないと混乱しますよね。仕方ないです。つたない英語で「私は日本人です。夫が台湾人なんです」と伝えると、通じたのか通じてないのか分かりませんが、とりあえず入国許可されましたww

 

しかし、これで終わりではありません。

 

これから面倒な荷物検査が待ち構えています。

 

入国検査を済ませたので、すぐにターンテーブルに向かって荷物を受け取りに行きます。

出口へ向かうと、保安検査場のようなゲートがあって、職員が数名立っていました。ここでボディチェックとX線による荷物検査を受けます。どうなるかな。ここは厳しいのかな。

 

前回の訪朝では、中国から国際列車で北朝鮮に入国したんですが、

新義州(しんぎしゅう/中朝国境地帯にある北朝鮮の町)の駅で税関職員が列車に乗り込んできて、持込禁止物を持っていないかをスーツケースや鞄を開けて入念に調べられたんです。

 

それだけでなく、スマホやPC、カメラの中に委員長同志を侮辱する画像や卑猥な写真が入っていないか全部チェックされました。

 

女性客に対する検査はちょっと甘かった気がした(明らかに男性客よりも短い時間で終わる)けど、「本当にここまで見られるんだなー」と驚きましたね。

なので、また細かくあれこれ検査されるのかなーと覚悟しました。

 

ところがどっこい!今回はめちゃくちゃ緩い!これは想定外!!

荷物はX線に通すだけでほぼ終了。画像チェックに関しては一切無し。ホントにいいの!?航路での入国だとこんなにすんなり行けちゃうんですね~!!

 

他の訪朝経験者に聞いても「列車よりも空港の方が検査ゆるゆるなんだよね」とのことでしたので、飛行機の方がスムーズに入国できる傾向があるみたいです。勉強になりました。

ただし、中国の空港みたいに職員の気分によって対応がコロコロ変わる可能性があるので、確定ではないです。ご注意を。

 

話を戻して…..ようやく到着ロビーに出ることができました!!

平壌国際空港は他国の首都にある空港と比較すると小規模ですが、空港としての機能はきちんと果たしてます。

ヨーロッパの空港よりも綺麗ですね。私は今まで(同年代と比較すると)多数の空港を利用してきましたが、ここは清潔な部類に入ると思います。

 

空港内にはジュースやおやつなどを購入できる売店や、ゆっくり食事を楽しめるレストランにカフェ、さらにバーなどが備えられています。

下の画像の左端にちょこっと見えていますが、お土産屋さんも何件かあります。ガッツリ日本語パッケージの明治の板チョコを発見しましたw中国から流入したであろう日本製品もちょこちょこ売っちゃってるのも見所ですww

 

さすがに成田空港や羽田空港ほどお店のレパートリーが豊富なわけではありませんが、色々回ってみると退屈しないですね。

ごちゃごちゃしていなくて、すっきりした内装ですね。

大規模な空港な場合….例えば日本の羽田空港(国内線)だと1階が到着ロビーで2階が出発ロビーって分かれているじゃないですか。どうやら、平壌国際空港も2015年のリニューアルで北朝鮮の空港としては初めて到着階と出発階が別々になったみたいなんです。

 

今回、空港内は到着フロアしか写せなかったのでこの写真だけ見るとちょっと狭く感じるかもしれませんが、国際線出発ロビーや国内線も別にあると思うので、全体的にはもっと広くて大きいですよ。

他にも、先ほど話題にした入国審査所や税関はもちろんのこと、検疫所、両替所、ATM、さらにビジネスラウンジも完備しているので、国際空港として必要な施設や設備は一通り揃っています

 

さっきの写真の反対側も写してみました。

アジア人よりも、欧米人率高めです。何気にこの国って欧米人にウケがいいですよね。

 

そういえば、検査場を抜けたところの近くに、切手や小物なども販売している小さな書店を発見したのですが、観光客だらけでレジのお姉さんが忙しなく働いていました。大人気で、商品が次々と売れてましたねw

皆さん、物珍しさにあれもこれもと買ってしまうのでしょう。

 

さて、空港から出てバスに乗り込みました。

空港の周辺にはほとんど何も無いのが一般的ですが、それが北朝鮮の空港となると「何も無い」のレベルが格段に違いますね。

周りは明るくて植物などが植えられていますが、ちょっと車を走らせると漆黒の闇に包まれます。ガチで辺りは何も見えないですww

 

平壌中心部までは約24kmということで、バスだと20分ほど揺られることになりますね。

そのままホテルへ直行~

 

というわけで!平壌国際空港はいかがでしたか?

誤解されているほど変なところではないですよね。

 

もしよろしかったら、高麗航空搭乗記機内食レポも併せてご覧下さいね!!

 

じゃあ、またお会いしましょ~^^ノシ

【なにィーーーッ!?お名前.comッッ!?!?】